プロジェクトデザインについて

我々はプロジェクトデザインを通じて、人々の想いをつないで形にする企業として
何か役に立てないかを追求し、世界中の人々に想像を超える付加価値を提供し続けます。

プロジェクトデザイン

プロジェクトを進めていく上で重要な指標はQCD:「Quality(品質)」「Cost(費用)」「Delivery(引渡し)」です。プロジェクトデザインではこの指標を追っていくことはもちろん、それを越えたダイナックさやスピード感など一歩先の効果を求めて、プロジェクトを設計していきます。プロジェクトをデザインするということは、プロジェクトを進めていくうえでの大きな絵を作成することです。常にその絵が、プロジェクト関係者から見えることにより、また何かあった際に立ち戻れることができ、プロジェクトの遂行の効率性や期待以上の成果をあげることに非常に大きな効果があります。
プロジェクトのゴールへ、1つ以上の方法や設計をデザイン
プロジェクトデザインはプロジェクトにおける重要な機能やプロジェクト体制、成功の基準や必要な資源などを定義して進めていく上での初期段階における要素です。重要なことはプロジェクトのゴールに向けて1つ以上の方法や設計をデザインしていくことです。最終的には、状況や場面に応じて、関係者が実際のプロジェクトの実行に向けて設計されたデザインを選択していくことです。
変化に対して柔軟に対応できる設計
効率的かつ効果的にプロジェクトの成果を最大化するためのプロセスを設計することです。プロジェクトのゴールを達成するためには、多様な手法や手段が考えられますが、それらを適切なタイミングと適切なリソースを組み合わせることでプロジェクトを進めていきます。ゴールの達成は、一つの山で頂上に登っていく過程と同じで、どんなチーム編成で、どんな装備で、どんなペースで、どのようなルートとスケジュールで目指していくのかという設計に基づき、実行していきます。
特に規模の大きなプロジェクトになればなるほど、個別の要素の設定が全体に与える影響は最終的に大きくなっていくため、実行フェーズに移る前の事前設計の重要性は増していきます。また、期間の長いプロジェクトや関係者の多いプロジェクトの場合は、常に外部、内部の状況や環境が刻一刻と変化をしていきます。
そういった「変化」が起こる都度、柔軟に対応し軌道修正をできる体制やプロジェクト設計がゴール達成の成否を大きく左右していきます。プロジェクトをデザインすることは、ゴール達成への全プロセスを設計していく非常に重要なフェーズとなります。
「攻め」の道筋を発想する
プロジェクトマネジメントは、品質・コスト・スケジュール・スコープに意識を集中した「守り」の考えです。プロジェクトデザインでは、既存の枠を超えたダイナミックなコラボレーションや日単位、時間単位で考えるスピード感、柔軟性、イノベーティブな発想によって「攻め」のゴールへの道筋を辿っていきます。
経済的な効果も期待
プロジェクトの遂行はもちろんのこと、プロジェクト全体で最初にしっかりとした設計図と航海図を作成しておくことで以下のような効果から派生し、全体で見ると経済的にもメリットを享受することができます。また、期待以上の成果、組織やグループのダイナミックな成長は、プロジェクトデザインにおいて常に意識し、目指していく指標となっていきます。
期待できる効果
● メンバー、関係者への指針の共有
● 体制やタスクの柔軟な対応
● 納期へのコミット
● 予算内での遂行
● 品質の担保、向上
設計だけにとどまらないサポート範囲
具体的には以下のようなカテゴリーでプロジェクトを設計、構築していきます。
業務フローの管理
膨大な成果物を効率的に完成させるために、お客様やプロジェクトに関わる関係者の状況に合わせた最適な業務フロー・ルールを構築し、正確に運用することが必要です。事前の設計と同時に、常に監視、改善する仕組みを構築します。
進捗・進行の管理
プロジェクトで設定したスケジュールを遵守するための、進捗・進行管理ツールとノウハウを提供します。納期を確実に達成し、できるだけズレが発生しないようにするために、詳細なタスクの設定、タスクにおけるアウトプットの精緻な定義、タスクごとのスケジュール設計、を実施します。
予算の管理
プロジェクトにおいて、予算内で成果を達成する必要があります。後から予算の追加や修正の必要ができるだけ少なくなるよう、予算に応じた作業フローを検討・構築します。予算を超える作業や事象が発生した場合、それが常に確認され見直すことができる体制を設計し、当初の予算が調整されることなく、プロジェクトを完了させます。
人的リソースの体制・労務管理
プロジェクトやタスクの定義に基いて、業務フローを管理します。その業務フローに従って、必要な役割・人数を検討し、各役割に相応しい人的リソースを配置、配分します。また、運用中に計画の変更やリソースの再配置、必要な役割に達しない人材については、面談・再配置などを実施します。
品質の管理
プロジェクトはいくつもの小さなプロジェクトによって構成されます。後戻りの少ないプロジェクト遂行を行うために、各タスクや少プロジェクト単位で進捗レベルに相応しいチェック体制や基準を導入します。また、各小プロジェクト単位で品質責任を負う担当者をアサインします。
資源や機材の管理
プロジェクトで利用するツールや資源(PC・サーバ・システム、資料他、ハードウェア、文具や機材等)など必要なファシリティや資材を手配します。また物理的に必要な会議室やスペースなど状況に応じて、柔軟に必要なものを必要なタイミングで手配します。