空間デザインについて

我々は空間デザインを通じて、企業や事業者様の想いや信念を世の中に伝えていきたいと思っています。日常に私達の付加価値を提供し続けることで、より魅力的な社会になっていく一端を担っていきたいと考えています。

空間デザイン

我々が提供する空間デザインとは、単に内装やインテリアを構築するだけではなく、ブランドやクリエイティブ戦略も含めたトータルな「場」「体験」を創造することを指しています。
空間デザインで重要なことはコンセプトとメッセージです。その空間にお越しいただく顧客、外部の方へ伝えたいメッセージや感じてほしい空気をいかに作り出し、生み出していくのかということが非常に重要なのです。
空間デザインはブランド設計から
クリエイティブな造作物を組み合わせて、内装やインテリアを仕上げていくのは、空間デザインにおける最終段階です。まずは、店舗や事業のコンセプト、ブランド設計から行っていくことが大切なスタートラインです。
CI/VIの構築
CIとはコーポレート・アイデンティティ(Corporate Identity)の略称です。
企業や店舗が自社の考え方や特徴を社会に発信し、企業内外に統一したイメージをつくることを戦略的に行っていきます。企業のイメージをまとめること、企業が外部や顧客にどのようなイメージを持ってほしいかを取りまとめます。
担当者や責任者にヒアリングをしてその企業の独自の強みや将来のビジョン、社会に提供していく価値を見つけていくことから始めます。この具体化、明文化していくプロセスが空間デザインの最初の一歩となります。
次に、VIとはビジュアル・アイデンティティ(Visual Identity))の略称です。
先のCI定義においてまとまった内容をもとにビジュアルを使って、そのメッセージを体現していきます。ブランドのシンボルやロゴ、キャラクターが成果物としては一般的です。また企業や店舗が保有する商品やショップ毎にも同様にCI/VIを設計、構築していきます。
また、それらのCI/VIをどのように活用していくか、逆にどのように活用してはいけないかという、使用方法についても社内で定義をし共有していくことが中長期的な戦略のうえで不可欠になってきます。
CI/VIの落とし込み
会社としてのメッセージやブランドコンセプトが決まったところで、それをいかにクリエイティブに落とし込んで表現し、発信していくかを決定していきます。
WEB / MOVIE / PHOTO
インターネット社会である現在において、ウェブサイトを始め、そこに表示される写真、動画の影響力は年々大きなものとなっています。CI/VIで構築したイメージをどのような表現で、どのようなユーザー接点でインターネット等を通じて表現、配信していくか全体的な戦略をもとに構築していく必要があります。
また写真や動画は、チラシやテレビCMなど、インターネット以外のチャネルにおいても利用されるので、場合によっては、それぞれのチャネルに合わせた写真や動画を複数パターン用意していくケースも多々あります。
空間 / 店舗 / オフィス
飲食店やホテル、美容サロンや小売店など、実際に顧客を呼び込みその場で接客、サービスを提供していく事業者にとって、空間、店舗作りは重要です。単純にオシャレでカッコイイ空間を作ることだけではなく、定義したCI/VIをもとに企業として提供するサービスや提供したい価値に基いて、空間のデザイン、構築を行っていきます。
お客様が満足をしてくれるか、また来たいと思ってくれるか、他の人に紹介したいと思ってくれるか、などはユーザー体験と密接に関わる部分であり、事業運営においても最も重要な部分になります。
また売上や利益に直接的に影響があり、予算と収支計画に基づいた現実的かつ効果的な空間デザインをすることで、企業の将来の成長のドライバーとなることに重きを置いています。
また、一般消費者と接点がないオフィスにおいても空間デザインは重要であり、近年、注目度が高まっています。最近では、大企業だけではなく、設立間もないベンチャー企業でもオフィスの空間デザインを丁寧に設計し、構築しています。そうすることで、会社としての文化や重要視している価値を、外部だけでなく社内の全員、株主、採用候補者などの関係者にも伝えていく非常に効果の高い投資としての地位を獲得してきています。ブランドメッセージの発信だけでなく、効果的に働くことができ、オフィスに来るだけで気分が高揚するような空間を作ることで、社員ひとりひとりの生産性が向上し、企業全体としての業績に良い影響がある、といっても過言ではありません。
ユニフォーム / 看板 / メニューなど
飲食店やホテルなどでは、特にサービス提供をする人材そのものが企業価値の大きな要素となります。ユニフォームはその価値を高めうる、軽視できないアイテムとも言えるでしょう。またそれを着て働く従業員はプロフェッショナル精神を高め、ひいてはより良いサービスを提供するというプラスの循環を生み出すことができるのです。
看板やメニューなども、売上等の業績に影響の大きいアイテムです。どういった顧客に、どのようなタイミングで、どのような印象を与えたいかということを入念に調査し、先に定義したCI/VIと摺り合わせながらクリエイティブを作成していきます。
空間デザインに必要な要素を包括的にサポート
すべてのフローにおいて、多様な成果物が必要です。我々はワンストップでお客様をサポートすることができます。
UI/UXへの落とし込み
「ユーザー体験」は可視化しにくい要素ですが、総合的に顧客が判断するうえでの価値基準となります。どんなにカッコイイ店舗で、プロ意識の高いスタッフから、最高品質のサービスを提供されたとしても顧客がそれに支払った対価と比較して満足するとは限りません。発信するメッセージ、提供するサービス、価値、お客様が感じる満足は戦略的に設計されている必要があります。
上記で言及した、各種成果物についてもただ良いものを制作するだけでなく、実際のオペレーションや顧客とどういう出会い方をして、どのようにサービスを提供していくのかストーリーやユーザー体験を考慮しつつ、それぞれを融合させて相乗効果を発揮していく必要があるのです。
業務フロー、体制づくり
空間デザインにおける最終段階として、業務フローへの落とし込み、ブランド品質や価値を維持、向上していくための体制構築を行っていきます。開業時や新規オープン時のCI/VI構築、発信が一過性のものにならないためにも、企業体としての体制つくりを行うためのコンサルティングまでサポートしています。
我々の空間デザインへのアプローチ
空間デザインはよく内装やインテリアコーディネイトのコンサルティングとして捉えられがちです。その前後にある、企業としてのブランド、メッセージの設計、構築、そして、完成したあとに維持、向上していくための仕組みづくりまでしっかりと行うことで企業の真の成長をサポートさせていただけると信じています。